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スポーツ宝くじ

BB(BaseBall) totoのご提案

スポーツ振興くじ
BB(BaseBall) toto
かつて日本には『野球くじ』『野球トトカルチョ』なるものが存在しました。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の説明(一部アレンジ)を以下に引用します。
野球くじ

野球くじは、日本の戦後初期の1946年〜1950年ごろにかけて、プロ野球の試合を対象に日本勧業銀行(現・みずほホールディングス)が発売した予想投票くじの一種。対象となる試合の得点合計の下一桁の数字と勝利チームを予想するものであった。正解者には売上金の中から50%を配当金として配分した。
(例)
一般には先攻のチームをA、後攻をBとしていた。
巨人(A)5-3阪神(B)の場合、A-8が正解
東北楽天(A)4-8西武(B)の場合、12だが下一桁の数字を採用するのでB-2が正解
しかし、射幸心を煽るとともに八百長(不正)行為を行う可能性も危惧されたことから、このシステムは1950年で発禁となった。
 
野球トトカルチョ

1960年代後半に札幌オリンピックの選手強化費用と運営費用を捻出することを目指した「野球トトカルチョ」がスポーツニッポン新聞で実施されたことがあった。
* 投票方法
スポーツニッポン紙上に対象試合(原則として週末開催の12試合前後。特例でオールスターや日本シリーズ等の予想があった)を発表し、読者はそれぞれの試合のスコアを予想してもらった。
* 正解者に賞金を贈呈していた。
総額10万円。10名までは均等割り。11名以上は10名を抽選で選び1人1万円)また全参加者から抽選でサッポロビールの商品が贈られた。

一方、すっかり定着した感のある『スポーツ振興くじ』に関して、その解説と文部科学省の説明を見ておきたいと思います。
 

スポーツ振興くじ

Jリーグの指定された試合の結果あるいは各チームの得点数を予想して投票し、的中すると払戻金を受けることのできる公営ギャンブルの一種である。一般的にサッカーくじと呼ばれ、toto(トト)の愛称がついている。文部科学省の指導監督のもと独立行政法人日本スポーツ振興センターにより運営・発売が行われている。2005年12月まではりそな銀行に販売業務を委託する形で運営されていた。実際の売りさばき管理業務は日本スポーツ振興くじ株式会社に再委託されていた。ちなみに、投票方法には、toto(トト)の他に、 mini toto(ミニトト)・toto GOAL3(トトゴール・スリー)・toto GOAL2(トトゴール・ツー)・楽当(らくあて)などがあり、実に多彩極まりない。

 
文部科学省の説明

スポーツ振興のために必要な財源確保の手段として実施する。国は、スポーツ振興のため、平成12年9月に「スポーツ振興基本計画」(平成13年〜平成22年)を策定。くじの収益は、同計画推進のための財源として期待される。

私は正直「スポーツ振興って? これはサッカー振興ではないのか?」と感じました。野球ファンとしてはなんとなく納得ない部分が否めません。
大きな視野を持った「スポーツ振興」も確かに大切ですが、どうにか「プロ野球振興」にも役立ちそうな事ってないだろうか?ところで、「スポーツ振興くじって、当選数字を自分で選ぶ宝くじによく似ているなぁ…」。そう思いました。
以下に、スポーツ振興くじと宝くじの仕組みを整理しておきます。
 
スポーツ振興くじの仕組み(独立行政法人日本スポーツ振興センターのホームページより)
スポーツ振興くじの仕組み
 
宝くじの仕組み(みずほ銀行のホームページより)
宝くじの仕組み
 
『スポーツ振興くじ』と『数字選択式宝くじ』を組み合わせる事はできないか…私なりに色々と考えてみました。その結果思いついたのが、世の中に普及している2つのくじを“合わせ技”としてプロ野球に応用した、新・スポーツ振興くじことBB(BaseBall)toto(プロ野球宝くじ)です。あくまでも、かつての『野球くじ』や『野球トトカルチョ』とは一線を画すものです。以下にその概要をお示し致します。
 
BB(BaseBall) toto
 
BB(BaseBall)totoとは!?

得点がそのまま当選番号となる(バットが決める)。つまり……。
チーム 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 得点
阪神
巨人
 
本日(例:5/5)のセ・リーグ 阪神・巨人戦の試合結果は、阪神12―0巨人(阪神の完封勝ち)となる。
そして、BB(BaseBall)totoの当選番号(式別:「gameset」)は……。
 
セ・表(阪神)12013050012
セ・裏(巨人)00000000000

となる。
 
BB(BaseBall)toto の買い方はとっても簡単。専用マークシートをちょこっと塗るだけ!!
◆専用マークシート(選択式当選番号記入例:gameset
 
※1イニング2桁得点(複数イニングも同)・延長戦は1回から数えて11桁目まで。
※環境対策として、マークカードがそのままBB(BaseBall)toto本通(プロ野球宝くじ)となる。
 
いかがでしょうか? しかし、実用化には多くの問題点もあります。たとえば、プロ野球のイニングごとの得点には様々な要素が複雑に絡みあいます。先発投手の調子、敵チームのバッター打率・打順、監督采配の巧拙、ラッキーボーイの登場、アクシデントによる乱闘後の試合展開…とにかく、枚挙にいとまがありません。つまり、11桁(最大)全ての出目確率を計算するためには、それこそ天文学的数字を相手にしなければなりません。おそらく、その解は統計学的分析の果てにしか得られないでしょう。だからこそ面白いとも言えるのですが…。
対策としてこうすれば…と、以下のバリエーションを設定しました。なお、主催者の方針によって、ゲーム指定日ごとにバリエーションを全数発行、または選択できるものとします。
 
BB(BaseBall)toto バリエーション一覧表
バリエーション(宝くじの種類) マークする箇所
① Inning5(イニングファイブ…ミニロトに該当) 1〜5イニングから5イニング(5桁の連続数字)
② Inning6(イニングシックス…ロト6に該当) 1〜4イニングから6イニング(6桁の連続数字)
③ Inning7(イニングセブン) 1〜3イニングから7イニング(7桁の連続数字)
④ Inning8(イニングエイト) 1・2イニングから8イニング(8桁の連続数字)
⑤ Inning9(イニングナイン) 1〜9イニング(9桁の連続数字)
⑥ Inning10(イニングテン) 1〜10イニング(10桁の連続数字)
⑦ GS(Game Set:ゲームセット) イニングごとの得点9桁+合計得点2桁全て
■楽しみ方
1.上記に記載した展開の綾、当日のスポーツ新聞等の資料を読んで、バリエーションをいくつか選択する。
2.確率を優先するか、配当を優先するかを考え、バリエーションをいくつか選択する。
■注意
バリエーションE「Inning10」は、延長10回に限定する。また、各イニングが1桁得点となった10桁の数字のみ「選択当選番号」として扱う。得点はカウントしない。
 
BB(BaseBall)toto 事業運営化モデル(案)
BB(BaseBall)toto事業運営化モデル(案)
 
世界に先駆けて“野球王国”日本でプロ野球宝くじ・BB(BaseBall)toto が販売される日が楽しみです。
そして、BB(BaseBall)toto の収益金が、スポーツ振興に大いに役立つ事を切に願っております。
 
 
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